ヨーロッパのお城のような女満別駅

◆ヨーロッパのお城のような女満別駅

やっとの思いで、ＤＭＶを見ることが出来た。時間に縛られることが無い自由気ままな一人旅だから許されるのであろう。さぁ、ここからは、本格的に石北本線の旅となる。呼人駅の次は、女満別駅だ。さっき来た道道を南進し、女満別駅に向かった。一般道を走り、やがて道路は国道に出た。そしてすぐそこには、女満別駅があった。凄い・・・これが駅か・・・大きくて広い駅前広場。メルヘンチックな面持ちで、出迎えてくれるようだった。駅舎はなんだか中世ヨーロッパのお城のような佇まいとなっているようで、バブルを彷彿とさせる感じがする。この駅は、１階から３階まで大空町立の図書館となっているらしいが、それにしても、駅前の広場といい、この駅舎といい相当なお金が注ぎ込まれているように見える。大空町の人たちは、リッチな人が多いのだろうか。

駅舎内に入っても、豪華な建物なのに誰一人としていない。寂しい限りだ。こんな豪華な建物なのに無人駅とは驚いてしまうばかりだ。ホームに出てまたまた驚いた。線路を跨ぐ巨大な跨線橋がひと際目を引く。そして側線には、貨車駅に使われる車掌車が数台置いてある。なんだか不釣合いのような気がするが、この駅は凄い駅だった。