中越信号場(石北本線)
◆古い駅舎が歴史を刻む中越信号場
上越信号場を出て、中越信号場に向かう。途中に国道273号線との合流地点があり、国道333号線はここで終点になる。中越信号場へは国道273号線を上川方面のほうに進むようだ。上越信号場はかなり峠近くにあったが、中越信号場は峠をかなり下ったところにあった。それでも辺りは、民家や人の気配が無い無人地帯のようだ。唯一の賑わいは、前を通る国道273号線だけだ。車が時折通る以外は、いたって静かな場所だ。
中越信号場は、2001年、付近に住民がゼロになったため廃駅になって、現在は信号場となっている。
住民が居なくなって廃駅になった駅がこれで3駅連続となる。次の天幕駅を含めると4駅連続の廃止駅が続く全国No.1といっても過言ではない秘境地帯なのだ。しばらく取材をしていると、上越信号場方面に特急オホーツクがやってきた。かなりの勾配があるのだろうか、キハ183系は、唸りをあげて中越信号場を通過していく。列車交換が行われないか少し期待したが、キハ183系はあっけなく通り過ぎていくのであった。
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