瀬戸瀬駅(石北本線)

◆廃止駅に挟まれた瀬戸瀬駅

次の駅は所在が不明な廃止駅の伊那牛駅だった。近くまで行ったが廃止になって17年も経っているので、どの辺りに駅があったのか、全く分からなかった。こうして、駅が撤去されてしまうと、所在が全然わからないのも廃止駅の特徴だろう。仕方が無いので、伊那牛駅を通り越して、瀬戸瀬駅に向かった。ここも、かなり田舎のローカル駅なのだが、駅舎は昭和63年に建て替えられているようだ。2面2線の相対式ホームに、跨線橋もある立派な駅だ。駅周辺には民家が点在していて、北海道らしいローカル駅のようだ。この駅の特徴は、先にも書いた隣の駅だった伊那牛駅と新栄野駅が廃止駅になっている珍しい駅だ。廃止駅に挟まれているところだから、凄い秘境かなと思いきや、駅前には民家が多く郵便局などもあり、秘境感は無かった。この駅から12km離れた所に、瀬戸瀬温泉があるが、一日2往復のみのバスの運行があるそうだ。温泉が営業しているかどうかは不明なので、訪れる場合は、確認の上行くことをお勧めする。

 

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