天幕駅跡(石北本線)
◆産廃処分場があった天幕駅跡
中越信号場を出て国道273号線を上川方面に進む。途中に建設中の高速道路が国道とが交わる。無料で通行できますという高速道路の案内があったが、ここで高速道路に進むと、天幕駅を通り過ぎてしまうので、右折して国道273号線に進んでいく。しばらく進むと国道の地名表示板に「天幕」とあった。この辺りに天幕駅がありそうだなと思いながら、右側にある石北本線の線路を目を凝らしながら進むが雑草が茂りよく見えない。しばらく行くと右のほうに右折できる道があったので進入してみる。踏切を渡り道なりに進むと、大型ダンプカーが正面からやってきた。この先に工事中のところでもあるのかなと思いながら進むとそのダンプカーが出てきたところに産廃処分場があった。そしてその反対側に何か立て札らしきものがあった。なんだろうと思いながら近づくと、天幕駅跡の記念碑だった。そうかここに天幕駅があったのか。少し広いスペースに草が生い茂っている。線路沿いには鉄道設備の建物があるが、駅舎ではないようだ。駅舎もホームも撤去され、原野に返った天幕駅。天幕駅跡の記念碑だけが、哀しく歴史を物語っていた。
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