東雲駅(石北本線)
◆やさしいおばぁちゃんが居た東雲駅
上川駅を出ると、旭川までは近いのかなぁと思っていたが意外と離れているようだ。上川の町を出ると旭川までは、またまたローカルなところが続きそうだ。次の東雲駅だが国道39号線の側にあるが、いたって静かな田舎の駅だ。東雲と書いて「とううん」と読む。所によっては「しののめ」と読むところがあるが、ここは「とううん」と読むようだ。駅舎の前で、近くのおばあちゃんが花の世話をしていた。思わず「何ていう花ですか?」と尋ねてみると、おばあちゃんはやさしい笑顔で答えてくれた。なんという花だったかは忘れてしまったが、おばあちゃんの明るい笑顔だけは今も鮮明に記憶の中に残っている。
この駅は、停車する列車も少ない駅で仮乗降場だったが、民営化の際に駅に昇格したようだ。待合室も無骨なブロック造りで味気も何も無い。雪が多いこの地方はやはり、豪雪に耐えられる頑丈なものが必要なんだろう。なんだか秘境駅に出てきそうな待合室だが、この辺りはそこそこ民家が点在していて秘境ではないのだが、そういう風に感じさせる駅の情景があった。
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