お洒落なログハウスの安国駅

◆お洒落なログハウスの安国駅

瀬戸瀬駅を出て、2006年に廃止になった新栄野駅に向かう。しかし、この駅はもう撤去されているらしく、どこに駅があったのか、全然わからなかった。近くだと思われる踏切の前後の写真を2枚掲載するが、このあたりなのだろか。地元の方に駅の所在を聞こうと思っても、寂しい山間の田舎なので、誰一人としてこの近くで人には出会えなかった。そしてこの辺りを何度も何度も行き来してみたが結局、場所を特定できなかった。ついさっきも伊那牛駅の所在がわからず諦めてここに来たが、ここ新栄野駅もどこにあったのかわからなかった。廃止となった駅は、原野に返るのであった。

廃止となった新栄野駅の場所がわからず、とても残念だった。そんな少し落ち込んだ気分で遠軽駅の次の安国駅に向かった。国道333号線を東に行くと、遠軽方面と生田原方面との分岐がある。ここを生田原方面に少し行くと今度は国道242号線との分岐がある。生田原方面は242号線方面に行くが、安国駅は、この分岐した国道333号線を少し行ったところにあるのだった。

北海道の駅は、ほとんどの駅はとても駅前が広い。ここ安国駅も広々として落ち着く。眩しい朝の光が尚一層さわやかな気分にさせる。落ち込んだ気分がスカッと晴れやかになった。

駅舎は、お洒落なログハウスになっていて、ヨーロッパの牧場に来たかのような錯覚に捉われてしまう気がした。駅舎内もきれいにされていて、好感度がかなり高まった。

ホームに出てみると、大きな保線用の車両が留置されていた。この保線用車両なんだか見覚えがある。そう昨年北海道に来たとき、確か下白滝駅に留置されていた保線用車両のようだ。なんだか、1年ぶりの再会とあってすこし懐かしい気がして、心が和んだようだった。お洒落な駅舎と懐かしい保線用車両、朝日が眩しい安国駅は、気分爽快だった。

新栄野駅があった辺りなのだが・・・・・